Surface Laptop4はマグネット式の充電ポート以外にも
USB Type-Cからの充電に対応している。
そして必要な充電器のワット数は、
マイクロソフトのサポートページに下記のように書かれてある。
Surface Laptop 39W (15 ボルト @ 2.58 アンペア)
引用 Microsoft サポートページ
Surface Laptop 2 39W (15 ボルト @ 2.58 アンペア)
Surface Laptop 3 60W(15ボルト@4アンペア)
Surface Laptop 4 60W(15ボルト@4アンペア)
Surface Laptop 5 60W(15ボルト@4アンペア)
つまり現在所有のLaptop4であれば60W相当の出力が必要という事だ。
しかし、これより下の出力のType-C充電が
全く使えないかと言うと、そうは書かれていない。
という事で今回は手持ちの充電器を使用して、
Surface Laptop充電が何ワットあればいいのか検証してみた。
皆様の充電器選びの参考になれば幸いである。
使用機器
AOHi MAGCUBE 65W
65Wクラスで一番小さい充電器。シングルポートだが充電が早いので問題ない。
出張時もこれ一つあればスマホPC全てに対応出来るのでオススメ
PD対応充電器 20W
ダイソーで700円で購入。A端子も付いている。
iPhone含む最近のスマホの急速充電のラインがだいたい20W。
充電比較
Surfaceのバッテリー容量が46%の状態からスタートし、
20分でどれだけ充電できるか比較を行った。
パソコンは軽い作業を想定してモニターだけ付けておく。
ダイソー20W充電器
ワット表示器付きのCケーブルを接続すると、22Wの表示が出ており
Surface側も「電源に接続済です」のメッセージが出ているので
20Wでも充電は出来ているようだ。
20分後はバッテリー容量が51%になっていたので、
4分に1%と遅いながらも充電は出来ていた。
65W充電器
Cケーブルを接続すると、60Wの表示が出ており
充電器のスペック通り充電されているのが分かる。
22分後はバッテリー容量が51%から79%になっていて、
短い時間でもしっかりと充電出来ていることがわかった。(2分確認遅れました)
60W充電器では1%の充電に0.8分かかったのに対して
20W充電器だと1%の充電に4分かかったので
だいたい1/5の速度で充電が出来るという事になる。
まとめ
20W充電器は60W充電器の1/5の速度で充電できる
単純に20Wは60Wの1/3だから充電速度も1/3、という訳ではなく、
実際はもっと遅いようだ。
そして、注意点として下記のような文言が
Microsoftのサポートページに書かれている。
バッテリーがドレインされ、使用している充電器が60W 以上の場合、
引用 Microsoft サポートページ
Surface はプラグイン時にすぐにオンになります。
60W 未満の充電器を使用している場合は、
Surface がオンになる前に 10% に充電する必要があります。
つまり、65Wの充電器はバッテリーが少ない状態でも繋げばすぐ使えるが、
60W以下の場合は10%以上充電するまで使えませんよ、という意味だ。
それにしても4分で1%はハッキリ言って遅すぎ。
今回はモニターを付けていただけの状態で計測したが、
重たい作業やゲームをする場合は減る方が早いと思われる。
Surfaceの充電をするなら大人しく65W充電器を買っておいたほうが良さそうだ。
とはいえ、20Wの充電器も一応使えるというのが分かったのは面白い結果だった。
30Wや45Wでも充電できるという事なので、モバイルバッテリー選びの選択肢は広がりそうだ。
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