新型ノアの納車から1年が経過し、
これまでキャンプや車中泊を幾度も楽しんできた。
しかしキャンプの際は必要な荷物が一気に増えるので
荷室がもう少し広ければ・・・
と思うことが今まで何度かあった。
という事でノアの積載能力を向上させる為、
INNOのルーフキャリア(ルーフレール)を取り付けを行った。
作業の様子や使い勝手はどうなのかを写真付きで分かりやすく解説していくので
ルーフキャリアを検討している人は参考にしてみてほしい。
取付部品の型式

INNOの車種別適合情報検索から自分の車種を選ぶと
適合するルーフキャリアの型式を確認することができて、
新型ノアであればR4.1の欄にある4種類から選ぶ事になる。
ルーフキャリアも色んな形が存在するが、
今回は一番安価で使いやすそうなS(スクエアバー)を選択。(Aはエアロバー)

よって必要な型式は下記のようになる。
| 部品 | 型式 | 
|---|---|
| ステー | INSUT | 
| フック | K917 | 
| バー | INB137BK~ | 
ネットショップで買う場合でも「INNO ノア 90系 ルーフキャリア」と検索しても
関係のないものまで出てきて少し分かりづらい。
買う前に商品ページに調べた通りの型式が記載されているか必ずチェックしよう。

取付作業

まずは取扱説明書に従ってステーとスクエアバーをざっくりと組み立てる。

ステーとバーの位置関係は説明書に書いてあるのでその通りに組めば
乗せた時にボンネットの黒い溝部分にゴムが来るようになる。

上に乗せたら車専用のフック金具を後席扉の上側に引っ掛ける。
意外だったのが、ドアのパッキンを思いっきり潰すのかと思いきや
フックをかけた状態でも僅かな空洞があるので、
そこにパッキンが優しく入り込む形になっていた事だ。
できるだけ車を傷めない構造になっているのは嬉しい。

ちなみに、これらの作業はそれなりに高い位置で行うので踏み台は必須。

後ろ側のフックはスライドドアのレールに空いている穴を利用している。
裏から付属のボルトを入れて、フックの穴を通してナットで締める。

フックとステーを繋ぐプレートは長めのナットを使い、
付属のトルクレンチで締めるようになっている。

閉め終わったらイタズラ防止の鍵付きカバーを4箇所取り付けて作業完了。


テクニックが必要な所は特に無いので誰でも1時間程度で出来るだろう。
ルーフキャリアは風切り音が気になるという意見もあるが、確かに音は発生した。
実際走ってみた感じだと60km/h程度の走行では全く気にならず、
70km/hを超えてくると「なんか少し音がするかな?」と感じるが、不愉快なレベルではない。
100km/hあたりはヒューヒューと風切り音が聞こえてくるが、ドライブに支障は出ない。
なお、車両高さは1895mmから1974mmとなったが、
79mmしか上がっていないので、付けた後で駐車場の高さ制限には引っかかる事はほぼ無い。
高さが大きく変わるのは、ルーフボックスを着けてから。

ルーフボックスはソフトバッグを選択

さて、ここまでは誰でも気軽に手を出して良い所なのだけれど、
ルーフレールの上をどうするかで運用が大きく変わってくるので
この先は慎重に考える必要がある。
ハードタイプのルーフボックスは一見すると便利そうだが
・燃費の悪化
・洗車が難しくなる
・一旦付けると外すのが面倒
・外しても置き場所に困る
・価格が高い(5万前後)
といった多くのデメリットが存在する。
特に高さ制限に引っかかる場所が増えるのは個人的にけっこう致命的なので
必要な時だけ使いたい。でも置く場所を取るのは嫌だ。
そう思ってGFUNのルーフバッグを購入。
お値段なんと5千円
ただし、そのままだとペタンコでマトモに使えないので
ボックス内に設置する板を作成した。

これでフラット面が増えて使いやすくなったし、バッグが前後に暴れる事も無い。
また、板は2分割にしており収納の場所も取らない。

これで
- 必要な時だけ取り付け
- 収納場所に困らない
- 安価
と理想に近い収納システムを作る事が出来た。
ただ、このタイプは積んだ後に紐で縛る必要があるので
よく出し入れするならハードボックスを選んだほうがいいだろう。
また重いもの、大きいものを乗せるのは思ったより大変だ。
荷揚げ、荷下ろしする時は出来るだけ複数人でやったほうが良い。
まとめ
ルーフボックスは高さ制限に注意
荷物の出し入れは大変
脚立は必須
ちなみに、最初はエアロバーに薄型タイプのルーフボックスを付けようかと思っていた。

XS201、K917、XB115、BRM320
写真の組み合わせなら車高が2200mm以下になるので、2.2m制限をクリア出来るからだ。
しかしこれらを揃えると10万ほどかかってしまう
そう思うと、今回の組み合わせは2万5千程で揃ったので
なかなか安くできたんじゃないかと思う。

後日、実際に道具を積んでキャンプをしてみたが、問題なく使う事ができた。
5人の移動だったので通常であれば後席に荷物が溢れかえっている所なのだけれど、
かさばるものを全てルーフバッグに収納したおかげで室内空間はしっかり余裕があった。
という事で、ルーフバッグを選んだのは大正解だったと思っている。
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