最近「ノンフライヤー」という調理家電を導入した。
「デカすぎる」
「結局使わない」
というネガティブな印象もあったので長らく購入を踏みとどまっていたが、
amazonを眺めているとCOSORIの容量2.0Lのコンパクトタイプを見つけたので思わず購入。
それから一週間ほど使ってみたのだけれど、
結論から言えば「買って大正解」だった。
今年のベストバイにほぼ間違いなくランクインするだろう。
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そしてネガティブ意見がどんな人から出るのかもなんとなく分かったので
今回はノンフライヤーの正しい運用方法を解説していく。
おすすめの使い方① 冷凍ポテト
冷凍ポテトを容器に入れてセットして、
スタートボタンを押せばあとは待つだけ。（初期設定の205℃、15分）
15分後にはカリカリのポテトが出来上がっている。
もちろん、マックのような揚げたものと比べると
ジューシーさには欠けるが、普通に美味しい。
またオイルスプレーを使えば確かに味はアップするのだけれど、
80点が85点になる程度なので、無くても充分だと感じた。
油で揚げることを考えれば驚くほど少ない手間でポテトが食える。
セッティングは１分とかかっていない。革命である。
おすすめの使い方② 唐揚げ
もも肉を適当なブロック状にカットして、混ぜるだけの唐揚げ粉をまぶして
ノンフライヤーのカゴに入れたらセット完了。
205℃ 15分でスタートし、残り5分で一度取り出して裏返して残りの時間を加熱して終了。
余計な油が切れるのでジャンク感は少なくなるが、
肉の旨みを充分に感じる事の出来る仕上がりとなっている。
ノンフライヤーは上側の方がパリパリに焼けるので、
唐揚げのように360°カリカリにしたいなら一度裏返す必要がある。
おすすめの使い方③ グリルチキン
もも肉表面のドリップを拭いたら表と裏にスパイスをまぶして
ノンフライヤーにぶちこんでそのままスタート（205℃ 15分）
たったこれだけでグリルチキンが完成。
非常に簡単だが、皮はパリパリで切れば中から
肉汁が溢れ出てくる完璧な火入れとなっている。
おすすめの使い方④ 温め直し
お惣菜の温め直しはノンフライヤーが一番美味しく出来る。
温め直しモード（175℃ 4分）を使えば揚げ物の出来立てのサクサク感が見事に復活。
また余分な油が思ったより下に落ちているのでカロリーカットになる。
色々やったが個人的にはイカフライの温め直しが一番美味しかった。
使う上での注意点
油っ気のないものは焦げる
調理済みでないものや元から油分が少ない食材は
焦げた仕上がりになってしまうので注意が必要だ。
それを防ぐためにミスティフィのオイルスプレーを購入。
100均のやつはドピュっと出てくるが、
これはちゃんと霧状になって噴射されてムラなく油を塗布できる。
フライパンにも無駄なく油を引いたりと、普段使いでも非常に便利なので
ノンフライヤーを買った人は絶対持っておいたほうがいい。
カゴを洗う必要がある。
ノンフライヤーのカゴは使うと汚れるので当然ながら洗う必要がある。
ただし、これも食材によってかなり差があって、
唐揚げやグリルチキンを作った時はそれなりに油が出るが、
ポテトや惣菜の温め直し程度ならキッチンペーパーで軽く拭くか、
あるいはそのまま再度使ってもいい程度にしか汚れない。
とはいえ、カゴはテフロン加工が施されており汚れはすんなり落ちる。
4.7Lは必要ない
家族４人の食事を毎日用意しているが、2Lで充分。
量があったとしても2回やればいいのだ。
ノンフライヤーのスタンダードサイズが
4L以上入るタイプのようだが、それはちょっとデカすぎ。
こんな人は向いてない
コンパクトな2Lサイズとはいえ、それなりの大きさはあるので
使う度に出し入れしようと思っている人はやめておいたほうが良い。
トースターや電子レンジと同じく、これは出しっぱなしで使うものだと感じた。
要するに「油をカットする目的」だけで買う人は
出すのが面倒になってそのまま使わなくなってしまうのがオチ。
ノンフライヤーの真骨頂は「調理の手間を省く事」にある。
基本的にカゴにぶち込んだら、あとは放置でいいのだ。
もう温度、時間、焦げ付きに気を遣いながらフライパンとにらめっこする必要はない。
これがいかに素晴らしい事なのかは一度使えば分かる。
まとめ
唐揚げも簡単
オイルスプレーはあったほうがいい
ノンフライヤーは出しっぱなしで使うもの
2Lサイズで充分
放置調理が楽すぎ
久しぶりに「どうしてもっと早く買わなかったのか」
と思わせてくれた調理家電だった。
もうノンフライヤー無しの生活には戻れない。
設置する場所があってまだ使った事のない人は
是非試してみてほしい。
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