ミニバンオーナーなら誰もが一度は思ったことがあるはず。
特に厄介なのが屋根。手が届かない。見えない。
だからといって放置すると水垢や汚れが蓄積して、気づいた頃にはもう手遅れという事もある。
そこで今回は、俺が実践している「ミニバンの屋根をラクに洗う方法」を紹介する。
必要な道具から手順、そして撥水下地の作り方まで全部まとめたから、
この記事を読めば“洗車面倒問題”は今日で終わりだ。
必要なもの

まず、道具が揃ってないと始まらない。
以下のアイテムを準備しよう。
- 脚立:必須。ルーフに届かないと話にならない
- バケツ&カーシャンプー:泡立てて汚れを浮かす
- 散水ホースリール:しっかり水をかけるために必要
- 洗車用モップ:ミニバンの洗車にスポンジは無謀。モップ一択
- 洗車タオル:吸水力の高いやつを選ぼう
- 強力ブロワー:これがあると作業がマジで楽になる
- CCウォーターゴールド:超ロングセラーのボディの撥水コート
- CCI スマートビュー:ガラスの撥水処理。2024年注目の新製品
まずは汚れを落とす
快適な洗車の基本、それは「撥水状態を保つこと」だ。
ボディが撥水していれば水が弾けて汚れも落としやすくなる。
仮に現時点で撥水してなくても安心してくれ。後述の下地処理を見ればすぐに追いつける。
散水ホースでホコリを落とす

まずは車全体にたっぷり水をかける。表面のホコリや泥を先に落とさないと、
洗う時にボディを傷つける原因になる。
バケツで泡立て準備
カーシャンプーを規定量入れてしっかり泡立てる。泡で汚れを浮かせるイメージだ。
水だけでこするのは絶対にNG。
モップでルーフから洗う

ここからが本番。脚立に登って、上から下へ洗っていく。
夏場は気温が高いから、一面ごとに水で流すのがオススメ。
乾くと跡になるから要注意。冬なら全部一気にやってもOK。
泡をしっかり流す
洗い終わったらすぐに水で流す。この時も上から下へ。
時間をかけすぎると水垢になるので、テンポよく進めよう。
拭き上げ作業

ここからが地味で一番めんどくさい工程。腕が疲れるんじゃ。ただし、
強力ブロワーを導入するだけで一気に楽しくなる。
ブロワーで水を吹き飛ばす
ルーフやフロントグリル、ミラーの根元、ホイールみたいな
「拭きにくい部分」は風で飛ばすのが最適解。
想像以上に水がピューッと飛ぶから、マジで気持ちいい。
洗車タオルで拭き上げ

ブロワーで飛ばしきれなかった部分やボディ表面、またドアを開けた隅の部分なんかを
吸水力の高いタオルで優しく拭き取る。
水滴はほぼ無くなっているので小さいタオルでOK。絞る必要はない。
撥水状態じゃない人のための超簡単な下準備

「いや、俺の車撥水とかしてないし…」という人向けに、
世界一簡単にできる下地作りの方法も紹介しておく。
洗車機にぶち込む
まずは一番安いやつでOK。とにかく表面の汚れを落とすのが目的。
この段階でツルツル感が出れば、あとは手洗いでも快適になる。
CCウォーターゴールドでコーティング
コーティングと言うと大げさだけど、やることは簡単。
洗車後にスプレーして、拭くだけ。濡れたままでもOKだ。
これだけでツヤも出るし、水も弾く。
CCI スマートビューでガラス撥水
ガラス面にはこれ。濡れた状態でスプレーして拭き取るだけ。
2024年に登場した新しい撥水剤なんだけど、
施工の簡単さ・効果・価格、全部バランス良すぎて笑った。
これまでいろんな撥水剤使ってきたが、間違いなく一番良い。
ブロワーは日頃のメンテナンスで大活躍

ちなみにこのブロワー、一度使うと手放せない。
俺が洗車用ブロワーを導入したのは、拭き取りの手間を減らしたいという理由だったけど、
それだけじゃなかった。日頃のメンテナンスにも圧倒的に使える。
たとえば、雨が降った翌日。
ボディに細かいホコリや汚れ、水滴がこびりついてる状態を見て
「これ乾いたら汚くなるんだろうな…」って気が重くなるだろう。

そんな時に、サッとブロワーを当てるだけで汚れの蓄積を大幅に防げる。
乾いた後に白く浮き出てくる“水滴跡”の原因も、その場で吹き飛ばせば残らないんだ。
洗車後の水飛ばしはもちろん、日常のホコリ取りや細かいスキマ掃除にも大活躍。
ミニバンのルーフやグリル、ドアミラーの隙間――
いちいちタオルをねじ込んで拭いてたあの面倒が、全部風で終わる。
これは洗車道具の枠に留まらない”神アイテム”だった。
中国製品なので”このメーカーのコレ”という製品名がいまいちヒットしないのが残念だが、
「洗車 ブロワー 64mm」と検索すれば俺が使っているものと同じタイプが出てくるハズだ。
まとめ
撥水下地があると汚れ落としが超快適
CCウォーター&スマートビューは初心者にも超おすすめ
ブロワーは神アイテム
屋根は“放置”じゃなく“脚立とブロワーで攻略”が正解
ミニバンをピカピカにすると、運転するたびにちょっと気分が上がる。
洗車は「いかに楽をするか」がカギで、ワックスなんて買っても結局使わないのがオチ。
「洗車めんどいわ…」と思ってるそこの君は、まずはこのやり方を試してみてくれ。
当ブログでは車に関する役立ち記事を多数公開中。
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