ノア ハイブリッドのバッテリー上がり対策|「次の車検で交換ですね」と言われたので充電器で復活させてみた

ある日、ノアのスライドドアが「ん…重い…」みたいな動きをし始めた。
最初は気のせいだと思った。寒いし、冬はこんなもんだろう、と。
(冬はゴムの硬化でドアが開きにくくなる)

しばらくしてディーラーで点検してもらったら、さらっと言われた。

「補機バッテリー、次の車検で交換ですね」

まてまて、初の車検だぞ?
しかも提示されたバッテリー価格は4万円(工賃込)。痛すぎ。

ということで今回は、ノアハイブリッドの“バッテリー上がり(補機バッテリー弱り)”の原因と、
ディーラー推奨だけじゃない現実的な対策。さらに、充電器で復活させた実体験までまとめた。

同じように「最近ドアの動きが悪い」「電装が怪しい」「冬に弱い」って思ってる人は、参考にしてほしい。


ノアハイブリッドのバッテリー上がりはなぜ起こる?(原因編)

補機バッテリーと駆動用バッテリーの違い

まず前提として、ノアハイブリッドにはバッテリーが2種類ある。

  • 駆動用バッテリー(HVバッテリー):モーターを動かして走るための主役
  • 補機バッテリー(12V):ライト、ナビ、電動スライドドア、ECU起動など電装系の主役

で、一般的に「バッテリー上がり」って言うと、だいたいこの補機バッテリー(12V)の話。
エンジンを回すのも、システムを立ち上げるのも、この12Vが弱ると詰む。

つまり、ノアハイブリッドで困りがちな現象はこう。

  • スライドドアが遅い / 途中で止まる
  • スタートボタンの反応が鈍い
  • エラー表示が出る
  • そもそも起動しない(完全アウト)

これ全部、補機バッテリー由来の可能性が高い。


なぜ冬場×ハイブリッドは「上がり」やすいのか

冬に弱い理由はシンプルで、バッテリーは寒さで性能が落ちる
化学反応が鈍くなるので、同じ容量でも実力が出ない。

さらに最新の車はエンジンを切っても通信やセキュリティ機能が生きているので「暗電流
と呼ばれる待機電流を常に消費しており、それらはすべて補機バッテリーの電力で動いている。
加えて

  • ハイブリッドはエンジンが常に回ってない(充電の機会が少ない)
  • 近距離走行だと充電が追いつかない
  • 電装はモリモリ使う(スライドドア、シートヒーター、デフロスター等)

つまり冬は、
「性能低下」×「使う量が増える」×「作れる量が減る」で、補機バッテリーがゴリゴリ削られていく。

サンデードライバーや近距離メインの人ほど、ここでやられる。
そもそもハイブリッドってストップ&ゴーの多い近乗りで真価を発揮するもの
だと思っていただけに、これは致命的な欠点なんじゃないかという気はする。


ディーラーの宣告「このままだと次の車検で交換ですね」と驚きの対策案

ディーラーで言われたのは交換の話だけじゃなかった。
対策として返ってきた言葉がこれ。

「毎日50kmくらい走れば少しは改善しますよ」

いや、無理。
通勤で毎日50km走る人ならともかく、休日しか遠乗りしない層にはハードルが高すぎ。
そしてこの言葉の言いたいことは分かる。
要するに「走って充電しろ」ってことだろう。
でも現実はこうだ。

  • 近場の買い物
  • 子どもの送迎
  • たまの遠出

これがメインだと、充電より消費の方が勝つ
結果として冬に弱る。


裏技?メンテナンスモードで強制アイドリングさせる方法

「走れないなら、停車中に充電できないの?」
ここで出てくるのがメンテナンスモード

ざっくり言うと、ハイブリッド車を点検用のモードにして、
エンジンを止まりにくくして充電を稼ぐ手段だ。

手順と注意点(ガソリン消費のデメリット)

一般論としての操作手順は以下の通り。
※「システムOFFの状態」から「60秒以内」にすべての操作を行うこと

  1. ブレーキを踏まずにスタートボタンを2回押し「IGNITION ON」にする。
  2. Pレンジでアクセルを2回全開まで踏む(ベタ踏み)。
  3. Nレンジに入れてアクセルを2回全開まで踏む。
  4. 再びPレンジに入れてアクセルを2回全開まで踏む。
  5. マルチインフォメーションディスプレイに「メンテナンスモード(整備モード)」と出たのを確認。
  6. ブレーキを踏みながらスタートボタンを押し「READY ON」にする。

これでエンジンが始動し、強制アイドリング状態になるので
1時間くらい回しっぱなしにすれば補機バッテリーが多少回復するとのこと。

ただしデメリットも明確で

  • ガソリンを食う(ハイブリッドの意味ねぇ)
  • 騒音が出る(夜間×住宅街は無理)
  • あくまで「延命」であって根本解決ではない

救世主!メルテック MP-220でバッテリーを充電してみた

で、俺が選んだのはこっち。
家庭用のバッテリー充電器で補機バッテリーを回復させる作戦。

なぜこの充電器を選んだのか(全自動、パルス充電など)

選んだのは メルテック MP-220

理由はシンプルで、欲しい要素が全部入ってた。

  • 全自動で充電管理してくれる(過充電の心配不要)
  • 弱ったバッテリー向けのパルス充電対応(回復狙い)
  • 液晶表示で状態や操作が分かりやすい
  • 交換するより圧倒的に安い(バッテリー4万円 vs 充電器1万円)

「交換前に一回試す価値ありすぎるだろ」と判断。
※注意:バッテリーが物理的に死んでる場合は復活しない。そこは割り切り。

充電開始

という事で早速接続して充電開始。

どうやら容量は60%しかなかったようだ。あぶねぇ。
繋いだ時点でバッテリーを自動で診断して勝手に充電してくれるので
特に操作はしなくても大丈夫なのだけれど、取説によると冬(10度以下)での充電は
右下の”WINTERモード”のボタンを押すといいらしい。

本来補機バッテリーってのはフル充電が基本みたいなので
これはでは弱っていると言われるのも無理はない。

そして待つこと6時間。100%まで充電させることが出来た。
そして100%に達した後はバッテリーを回復させる「パスル充電」に
勝手に切り替わってくれるとのこと。なんて頼もしい。


高額なバッテリー交換(4万円)を回避できたコスパの良さ

ディーラー交換だと、工賃込みで数万円が普通に飛ぶけれど、
それが、充電器で延命できるなら話が変わる。

  • 交換:高いけど確実
  • 充電:安くて試せる、当たれば勝ち

結論としては、そもそもノア・ヴォクシーのハイブリッドの補機バッテリーはどうしてもヘタりやすい
だからバッテリーあがりきる前に充電器を買って、定期的に充電。
特に冬は少なくとも月に一度はバッテリー充電を試して延命をはかりたい。


まとめ|ノアハイブリッドと長く付き合うために

ノアハイブリッドの「バッテリー上がり」問題は、
だいたい補機バッテリー(12V)の弱りが原因。

そして冬は、

  • 寒さで性能低下
  • 電装の使用増加

このコンボで、サンデードライバーほど詰みやすい。
対策としては、

  • 走る(理想だけど現実ムズい)
  • メンテナンスモードで応急処置
  • 充電器で延命(コスパ最強の現実解)
  • それでもダメなら交換

「次の車検で交換ですね」と言われて、素直に数万円払う前に。
まずは充電で復活する可能性を試してみてほしい。

当ブログでは新型ノア・ヴォクシーに関する情報を多数掲載中
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