前回の記事でノアにルーフレールを取り付けたと書いたが、
あえてここまでにしておいたのは駐車場の高さ制限が気になっていたから。
新型ノアの納車から１年が経過し、これまでキャンプや車中泊を幾度も楽しんできた。 しかしキャンプの際は必要な荷物が一気に増えるので荷室がもう少し広ければ・・・と思うことが今まで何度かあった。 という事でノアの積載能力を向上させる[…]
これで車高は1895mmから1974mmとなったのだけれど、実際の市街における立体駐車場の
高さ制限は2100mm（2.1m)のところがほとんどで、まだ高さに余裕があることに気付いた。
そこで、ルーフレールだけでは物足りなくなってきていたので
ついにルーフキャリアを取り付ける事にした。
当記事では取り付けの手順やサイズ感、注意点なんかを写真付きで詳しく解説していくので
ルーフキャリア取り付けを検討している人は是非参考にしてみてほしい。
今回使ったルーフキャリア
- 製品名：INNO INT579BK（マットブラック）
- サイズ：外寸 幅1150mm × 奥行1185mm
- 内寸：幅1045mm × 奥行1050mm
- 材質：アルミ製（軽くて錆びにくい）
組み立て
開梱した状態はこんな感じ。まずは外側のフレームから組み立てていくのだけれど、
外側だけを最初に組んでしまうと、中間の４枚の板が後から入らない。
という事でまずは赤マークのコの字を作ろう。
次に青マークの中間レールを入れて、黄マークの枠を取り付けて、ネジで止めればキャリアの完成。
プラスドライバーが必要だが、工具は付属していないので事前に用意しておこう。
次はルーフレールに取り付けるためのブラケットをキャリアに付けていこう。
右下のシルバーの四角形のプレートをまず外す。ネジは六角になっているのでスパナが必要だ。
外フレームのレールに外したプレートを差し込んで、ブラケットを六角ネジで締める。
ただしこの時点では仮止め
取り付け
ルーフレールに乗せてルーフキャリアとブラケットの位置を合わせよう。
少し高い場所での作業なので脚立は必須。ルーフラック自体はアルミ製で軽いので一人で持てる。
場所が問題なければここで先程仮止めしていた六角ネジを本締めして場所を決定。
さて、いったんルーフラックを下ろそう。
ルーフラックを裏返して付属の傷防止テープを貼り付け。
終わったら再度ルーフラックをレールに載せよう。
最後に付属の専用ネジでキャリアに固定すれば完成。
手で回せるネジになっているので不要なときはすぐにラックを外せるようになっているのは嬉しい。
作業時間はトータルで１時間程度。
そこまで難しい作業ではないし、成人男性であればDIY初心者でも問題ないはずだ。
高さについて
追加となった高さは公称値ドンピシャの75mm。
取り付け前が1974mmだったので取り付け後の高さは2049mmで、
よく利用するゆめタウン、ドン・キホーテ、市役所などの
立体駐車場の高さ制限2.1mを余裕でクリア。入れなくて困る場所はざっと調べた限り見当たらない。
サイズ感
INNOのINT579BKは幅1150mm、奥行き1185mm（内寸 幅1045mm、奥行き1050mm）となっており、
幅に関して言えばほぼ完璧なサイズ感。
奥行きはもう少し長い方が車体に対してしっくり来そうだけれど、
手持ちのキャンプ道具がはみ出ることは無さそうなので問題なし。
注意点
天井の洗車はやりにくくなる
今までほぼ剥き出しだったルーフがラックの搭載により洗車の難易度が少し上がる。
ルーフを綺麗にしたいなら柄の長い洗車モップが必要だし、拭き上げもやりにくくなるだろう。
まぁ隙間はあるのでやれないことはない。
フレームが意外と太い
フレームがけっこう太いのでフックをかける場所には注意が必要。
裏側から赤線のような形でフックをかけることは出来るのだけれど、
網カゴタイプのラックと少しだけ手間取る可能性がある。
荷締めベルトを使う場合は関係ない。
まとめ
１時間程度の作業時間で積載能力アップ
今まではルーフバックを使っていたのだけれど、セッティングが正直ちょっと面倒だと思っていた。
これはフレームがしっかりしているのでキャンプ道具やコンテナを直接置くことが可能。
amazonで激安のスチールフレームのラックにしようか迷ったけど、安物は結局サビて
車にダメージが行くので除外。これはアルミフレームだから錆びにくい。
長く使うアイテムはちゃんとしたものを選ぼう。
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