【収納付&配線カンタン】壁掛けテレビをDIYしてみた

DIY

我が家ではテレビを置くのにテレビ台を使っていたが、
子供がじーっと近くで見たり、登ったり揺らしたりと、前から危ないと思っていた。

そんな訳で、テレビを壁掛け仕様にDIYしてみた。

この記事では、初めてDIYにチャレンジする人でも簡単に作れるように、
ステップバイステップで作り方を詳しく解説していく。

また、壁掛け台の耐久性や安定性を確保する点にも着目。

収納や配線しやすいように一工夫加えており、機能的な壁掛け台となったので、
ぜひ、参考にしてみてほしい。

はじめに

細かい寸法と取付イメージを先に確定させておきかったので、
まずamazonでテレビ壁掛け用の金具を購入した。

完全に壁に固定してしまうと家の形的にリビングから見づらくなってしまうので、
フレキシブルタイプの壁掛け金具(ブランド:PERLEMITH 耐荷重45kg)にした。

設計

壁に穴を空けるには嫌なので、ラブリコのツーバイ用アジャスターを使用する。

天井高さと横幅、金具を固定させる横柱、
収納用の横柱を考えて寸法を引いていく。

そんで出来た設計図。
縦と横の柱はツーバイ(2×4)を使用し、
表面の化粧板はワンバイ(1X4)を使用。

必要なもの

ラブリコ ツーバイフォーアジャスター

最重要部品。これが無いと始まらない。
床から天井高さ-95mmのツーバイにはめると、柱が出来る。

ツーバイ材

設計寸法通りのツーバイを近くのホームセンターで購入。

カットは自分でも出来たが、まとめてやった方が寸法が揃うので
頼んだほうが絶対にいい。

水性塗料

耐久性向上と色付けの為に購入。
カラーは家の雰囲気に合うようにウォルナットを選択。

L字アングル

縦と横の柱を連結させるもの。
横から長い木ネジを打っても大丈夫だとは思うが、補強の為に。

大量に必要。縫い付けを考えて、
貫通しない長さのモノを購入しておく。

ダボマーカー&木ダボ 8mm

化粧板を一部着脱式にする為に使用。
詳細は後述

木材のやすりがけ

ツーバイ材は買ったままだと小さいバリがあったり、
表面のザラザラがまばらなのでそのまま塗装すると色ムラが出てしまう

よって全体を均一にやすりがけしていく。

木材が大量にあるので、これが一番しんどい作業。
電動工具必須。

ここに時間をかければかけるほど仕上がりが良くなるのは分かるが、
数が多いので1本5分くらいでガンガン終わらせていった。

ブラックアンドデッカーのサンダーヘッドを使用。

塗装

水性ニスをハケを使って均一に伸ばしていく。
色ムラを防ぐため、塗った後は軽く布で拭く。

一番楽しい作業である。

組立

設計図通りに木材を配置して、木ネジを打ち込んでいく。

化粧板は一部外せるようにしたいので、
ダボマーカーで穴位置を決めてやったら
ワンバイに7mmの穴、柱に8mmの穴を開けて、
8mmのダボを7mm穴にハンマーで打ち込む。

こうすることで化粧板の着脱が可能になった
少し硬いので子供では取れない

ただ、このはめこみ具合は現物合わせの要素が大きいので
一度不要な木材を使ってドリルの大きさを合わせたほうがいい

中央の空いた部分にテレビの壁掛け金具を取付。

これで壁掛け台自体は完成

設置

めっちゃめちゃ重いので二人作業推奨。

家の中に運んでラブリコのアジャスターを付けて天井に突っ張る。

配線は壁のコンセントから延長コードと分岐タップを出して、
配線ボックスと収納を兼ねた背面に入れておく。

けっこう広くとっているのでモデム、ルーター、ゲーム機など
必要なものが全て入る
し、化粧板を外せば中身に簡単にアクセスできるので、
機器の追加や交換はいつでも可能。

ビフォーアフター

足元がスッキリして家が広く使えるようになった。

また、テレビの位置を高くすることで子供が悪戯できないし、
テレビを見るときも自然と離れて見るようになった。
前よりは視力低下のリスクも少なくなっただろう。

テレビは向きが自在に変わるので、
ソファーからでもリビングテーブルからでも快適に見れるように

かなり手間をかけたが、それに見合ったクオリティの壁掛け台が出来たと思う。
特に着脱式の収納は我ながら上出来。

安全性

ラブリコのアジャスターはかなり強い力で突っ張れるので取り付け直後は問題ない。
ただ、ずっと突っ張っていると家側の木がわずかに曲がってくるので、
月に一度はアジャスターが緩んでないか確認した方がいい。特に最初。

また、出っ張り代が多い壁掛け金具に重いテレビを乗せるのも
倒れる危険性があるので基本はベタ付け金具推奨。

俺は倒れ対策としてダイソーの石膏ボード用フックを
天井のアジャスター手前に差し込んでいる。

これで万が一緩んでもそのまま倒れてくるという事は無い。

ちなみに月イチの定期点検は行っているが、
最初の数ヶ月は気持ち程度に増し締めを行ったくらいで、それ以降の緩みは無い。

強力だし取った跡が分からないのでオススメ

まとめ

今回やった内容は家を傷つけないので賃貸でも可能だ。
テレビの壁掛け化は費用がそれなりにかかるが、効果も大きい。

ウチに初見のお客さんが来た時は必ず褒められる。

3日くらいかけての作業になったが、
かなり満足度の高いDIYになった。

テレビの壁掛け化を検討している人は、この機会に
ぜひチャレンジしてみてほしい。

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