ミニバンを購入したなら誰しも1度は車中泊してみたいと考えるだろう。
家で寝たほうが快適なのは分かり切っているが、
それでも「車中泊」というワードには惹き寄せられる何かがあるのだ。
という訳で今回は正月明けの非常に寒い中、
ノアの車内での寝泊まりにチャレンジしてみた。
失敗しても即帰還できるように場所は家の前の駐車場。
どのような装備で挑んで結果どうなったのかを解説していく。
車中泊準備

今回は2列目と3列目を倒した状態を使うが、
このままだと寝心地が悪すぎるので
2列目の段差をダイソーの折り畳みマット(¥500)で解消し、
その上にQUICK CAMPの車中泊用マットを敷いた。

わずかに運転席側に下りの傾斜がついているが、
けっこうフラットに近い状態にもっていけた。
また車内内窓には光漏れ防止&プライバシー保護の為、
車中泊用のサンシェードを全周に貼り付け。

天井にランタンを吊るしたかったので
槌屋ヤックのマルチグリップバー RV-51を使用。
ランタンはBarebonesのビーコンライト持ち込んだ。
途中で気づいたのだけれど、実はランタン使わなくても
天井のライトを使えばエンジンを切っていても車内を照らす事が可能だ。
室内灯はLEDに交換しているのでとても明るい。

そして寝袋は昔amazonで買ったよく分からないメーカーのものを使用。
ある程度重さがあったので冬用のはず。たぶん。
枕は家にあるものを使うか迷ったが、ISUKAのキャンプ用枕を選択。
23:30 いざ就寝

車内の気温は8.6度 湿度57%。
白い息こそ出ないがかなり寒い。
就寝の服装は上下フリースに靴下でいつもと同じ。
いざ寝袋に入ると、意外と温かいかな?と思えたので
そのまま寝ることにした。
この時俺は横向きの姿勢になっていたのだけれど、
数分ほどすると上側の肩とノーガードの顔が徐々に冷えていくのを感じた。
つまり外の冷気がシェラフの中に刺さってきてる状態。
明らかに寝袋のスペックが足りてない
(床側は寒くないのでクイックキャンプのマットは合格)
それでもせっかく準備したので即撤収なんて勿体ない!
そう思って目を瞑り時間が過ぎるのを神に祈りながら待つ。
5:00 起床

もう限界
この時の気温7.4度湿度81%。ダメだ寒すぎる。
結局、寒くて寝返り打ちまくりの寝床ズレまくりで
一睡も出来なかった。
やむなく家に戻ってベッドに帰還。
エアコンも付けてないのに部屋はとても暖かく感じた。
家ってすごいね。
まとめ
寝袋選びは大事
今回はリタイアという結果になってしまったが、
手持ちの道具でどこまでやれるのか
チャレンジしたかったのでやる意味は大いにあった。
とりあえず失敗の原因は寝袋にあると考えて間違いない。
3000円くらいで買った安いやつだし。
そもそもネットショップで買える中華シェラフで
マイナス◯度とか書いてある数字はメーカーが勝手に
設定できるので全くもってアテにならない。
冬に過ごしたいなら少なくとも1万超えのものを
選んだほうがいいだろう。

あと、車内の結露多すぎ。
人間1人泊まるだけでここまで湿度が上がるのかと驚いた。
内窓にびっしり付いている水滴を見るに、明らかに車の電子機器に悪影響。
という反省を踏まえて、次は
- もっと良いシェラフを使う
- 結露対策として窓は少し開けておく
といった作戦でリベンジしようと思う。
以上、この失敗がノア・ヴォクシーで車中泊を
検討している皆様の参考になれば幸いである。
当ブログでは新型ノア・ヴォクシーに関する正直レビューを多数公開中。
関連記事も是非チェックしてみてほしい。
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