ウェイトトレーニングの王道、スクワット
私も取り入れているトレーニングだけれど、やっていると膝がポキポキコリコリ鳴ったりして
これめちゃめちゃ体に悪いんじゃないか?と思いながら取り組んでいる。
そしてふと心配になる。
いつか怪我するんじゃなかろうか?
歩行に支障が出たらどうしよう?
今回は、マッチョを目指すトレーニーなら知っている人も多いであろう
東海の恐竜の異名を持つ「ジュラシック木澤」氏
彼の興味深いインタビュー記事がスマートニュースに載っていたので
そこからスクワットと怪我について考察していく
元ネタはIRONMAN2017年3月号から

元は木澤氏へのインタビュー形式の記事だが、下記に要点を抜粋した。
・スクワットを初めたのは19歳から
・最初は100キロから始めて一年で140kg、2年で180kgまで伸びた
・最終的には250kg×6repでセットを組んでいた
・現在は半月板が断裂している
・数年前にMRIを撮ってももらった時は「物理的に膝を消耗しきった状態」だと言われた
・これまでスクワットでよく腰を痛めた事があった
・今は200kgでトレーニングしている
木澤氏が1975年生まれで、IRONMANの記事が2017年なのでこの時点で42歳だ。
スクワットを始めたのが19歳なので、もう23年もの間スクワットに取り組んでいるという事になる。素晴らしい。
話は戻って、私がトレーニングで常々気にしているのは、
「怪我をしないこと」である。
本業はサラリーマンであるため、筋トレで体を壊してしまっては元も子もない。
そこで、今回の木澤氏の記事から膝の寿命を試算してみることにした。
膝の寿命試算の条件

下記はインタビュー記事から計算用の前提条件を設定してみた
- 一定の重さを上げると、それに応じて膝が一定にすり減るものとする
- 木澤氏の「物理的に膝を消耗しきった状態」まで20年かかったとする。
- 重量の平均設定は200kg
- 1日のセット数は 10rep x 3
- 足トレは週2で実施(年104日)
とすると、これまでスクワットで上げた重量は
200kg x 10rep x 3set x 104日(年) x 20年 = 12,480,000kgとなる。
つまり木澤氏基準で言えば、トータル1250万キロを上げると膝を使い切った状態になるのだ。
それではここで、30歳からスクワットを始めた人がどうなるのか換算してみよう。
重量は半分に落とすとして
100kg x 10rep x 3set このトレーニングを週2で行うとした場合、
12,480,000 / ( 100kg x 10rep x 3set x 104day) ≒ 40年
つまり30歳からスクワットを始めると、70歳で膝を使い切る事になる。
なんだ、意外とイケるじゃないかというか70までウェイトトレーニングやってないだろうし
当然ながら個人差はかなりあるのだけれど、
こうやって計算してみると膝は案外丈夫である事が分かる。
さらに言えば木澤氏は膝を消耗しきった状態と言われる状態でも
200kgのスクワットを継続している。(意味が分からないよ)
つまり膝はすり減っても意外と何とかなるのだ。
まとめ

今回はジュラシック木澤氏を参考に膝の寿命を計算してみた。
膝はそんなに簡単に壊れないので安心してスクワットに取り組んでいこう、というのが私の結論だ。
ただし繰り返すが、怪我をする、しないは個人差がかなり大きい。
骨格、骨密度、関節や健の頑丈さは生まれた瞬間に決まる要素が大きい。要するにガチャである。
ジュラシック木澤氏はかなり頑丈な体を持って産まれたものと思われる。
普通の人は異変を感じた際にはトレーニングを中止して、病院に行くのが間違いないだろう。
しかし、安全を取っているだけでは辿り着けない極地があるのもまた事実だ。
体作りのトップランナー達は、多かれ少なかれ怪我を経験している。
自分の体と常に対話しながらトレーニングに取り組んでいきたい。
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