DJI Osmo Pocket 3 おすすめのSDカードは?推奨以外を使うとどうなるのか実験してみた

Osmo Pocket 3を買ったはいいものの、
どのSDカードを選べばいいのか分からない。

推奨のSDカードって絶対に使わないとダメなの?

そんな疑問に答えるべく、
Osmo Pocket3でどのようなSDカードを使えばいいのか考察を行うとともに、
低速のSDカードを使った場合はどうなるのかを実験してみた。

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Pocket3のSDカードに求められるスペック

そもそもなぜ推奨のSDカードが存在するのかと言えば、
転送速度の低いSDカードでは撮影後の書き込みに付いてこれないからだ。

4K12Ofpsのスローモーション撮影なんてしようものなら
830万画素の映像が1秒間に120枚の勢いで転送されるのだから、
低スペックのSDカードでは書き込みが間に合わず
たちどころに書き込みエラーになってしまうだろう。

DJI公式HPによるPocket3の推奨microSDは下記のようになっている。

No.SDカード参考価格
SanDisk Extreme Pro 32GB V30 A1 UHS-I スピードクラス3
Kingston Canvas Go!Plus 64GB UHS-I スピードクラス3¥1,980
Kingston Canvas Go!Plus 128GB UHS-I スピードクラス3¥2,666
Kingston Canvas React Plus 64GB UHS-II スピードクラス3
Kingston Canvas React Plus 128GB UHS-II スピードクラス3
Kingston Canvas React Plus 256GB UHS-II スピードクラス3
Lexar Pro 256GB SDXC UHS-I V30 R160/W120 (1066x)¥3,580
Lexar Pro 512GB SDXC UHS-I V30 R160/W120 (1066x)¥7,980
引用:DJI 公式HP

※参考価格は2024年4月調査時点でのamazon販売価格。

①は発売からかなり時間が経過しており価格がおかしい事になっているので除外。
④~⑥は探してもSD規格しか見つからなかったので除外。
そんな感じで普通に調べても出てこないものがある点に注意。

microSDが100円ショップで変える昨今、感覚的にはかなり高く感じるが
この中で選ぶのならKingston Canvas Go!Plus 64GB UHS-I スピードクラス3が手頃かもしれない

SDカードは容量の後に速度を意味する表記があるが、
規格が多すぎて意味不明な人も多いと思うので
下記にて説明の補足を行っておく。

ビデオスピードクラス。
データ書き込みの最低速度を保証する規格。
V10(10MB/sec)、V30(30MB/sec)、V60(60MB/sec)
などがあり、V10は安価で一般的なもの。
V30以降がカメラ用途向き

アプリケーションパフォーマンスクラス
スマホアプリ向け規格。
一定条件下で1秒間に読込、書込できる回数(IOPS)
A1 ランダムリード1500 IOPS ランダムライト 500 IOPS
A2 ランダムリード4000 IOPS ランダムライト 2000 IOPS

高速通信インターフェイス
UHS-Ⅰ 最大転送速度 104MB/s
UHS-Ⅱ 最大転送速度 312MB/s

UHSスピードクラスの最低速度保証値
クラス1 10MB/s
クラス3 30MB/s

試しに手持ちの安いMicroSDカードを見てみて欲しい。
低い側の規格になっているはずだ。

C4はもう化石

低速SDカードを使うとどうなるのか?

では、家にあった適当なmicroSDカードを試しに使ってみよう。

実験に使用するのはHIDISCの64GBのもので、UHS-1、UHSスピードクラスⅠ、 クラスC10
という表記になっており、Pocket3の推奨スペックを満たしてはいない。

スピードクラスの表記。C2~C10が存在。
C10は最低書込速度10MB/s以上の意味だが、
近年はC10を下回るものがそもそも売っておらず、
表記が無いものも多い。C10でも録画には不向き。
古い規格

挿入してPocket3を起動すると
「SDカード低速。撮影が停止する可能性あり」
という警告が親切に表示される。

とはいえ、使えませんよとは表示されていないので
このMicroSDカードで撮影のテストを行ってみた。

まずはFullHDで撮影

撮影設定FullHDの60FPSで10秒ほど室内を30秒ほど撮影。
撮影中もSDカード低速のメッセージが出ていたが気にせず続行。
再生を行ってみたが問題なく記録できていた。

4K120FPSで撮影

さすがにこれは無理だろうと思いながら録画ボタンを押すと、普通に録画が始まった。

「撮影が停止する可能性あり」と表示されているのでどこかで強制終了するかな?
と思いながら動画を30秒ほど撮ったが、問題なく撮影終了。

30秒の4倍スローなので無事に2分のスロー動画を記録することが出来た。

いやいけるんかい

とはいえ、これはこのSDカードでの結果であり、同じスペック(C10 UHS-1)でも
製造元が違えば通信速度が微妙に変わってくるので、別メーカーのものを試した場合は
もう少し違った結果になる可能性がある点に注意してもらいたい。

高速microSDカードの場合

サムスンのEVO Plusの場合はどうなるのか?
推奨microSDにあるスペックを満たしており、エラーは今まで出たことがない。

という事で警告のメッセージが出ることなく正常に機能する。
128GBで¥1,600程なので、おそらくこれが1番コスパがいい。

まとめ

  • 低速microSDを使うと警告メッセージが出る。
  • それでも4K120fpsの撮影は出来た。
  • サムスンのmicroSDがコスパ高い

正直、警告メッセージが出た時点で4K120fpsは絶対無理だと思っていたが、普通に撮れてしまった。
という事はより負担の低いFullHDでの撮影であれば、更に余裕を持って撮影出来るという事になるので、
動作テストに使うくらいなら家にあるC10程度のもので十分なのかもしれない。

とはいえ、推奨外を無理に使って撮影が強制終了してしまった、なんて事は避けたいので
警告の出ないスペックのmicroSDカードを選んだ方が良さそうだ。

当ブログではOsmo Pocket3やVlogに関する記事を公開中。
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