最近はスマホの性能が格段に上がっているので、
家族や友人、恋人との動画を残している人も多いだろう。
しかしスマホはスマホで一長一短があるし、
場合によっては他の機材を使った方がいいシーンも存在する。
という事で今回は思い出を残すためのVlogに
どんな機材が適しているのか?
GoPro、一眼レフ、スマホを使っている俺が
3種でそれぞれのメリット・デメリットを解説していく。
機材紹介
まず手持ちの撮影機材の紹介からしていこう。
GoPro HERO9

テレビ番組の撮影機材としても使われているゴープロ。
強力な手ブレ補正と耐水性を有しており、
ラフに使えるのが魅力。7から9に一度乗り換えた。
一眼レフ ZV-E10

ソニーから2021年に発売されたVlog撮影用のミラーレス一眼カメラ。
撮るために生まれたカメラだけあってとにかく美しい映像が撮影できる。
スマホ Google PIXEL6

iPhone8から乗り換えて、カメラがあまりにも進化していたので
Vlog撮影の選択肢に入ってしまった。
軽い動画なら撮影から編集までコレで完結する。
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メリット
GoPro HERO9
画角が広い

とにかく画角が広いので
ネックマウントを利用して手元を広く撮るなら
GoProを置いて他にない。
強力な手ブレ補正

GoProは7以降から手ブレ補正が強力になり、
手持ち歩きで撮影していても画面が全然ブレない。
軽量コンパクト

三脚を兼ねたハンドルを組み合わせても、
ボディバッグにすんなり入る小ささだ。
「撮ってますよ」感が少ない
一眼カメラやスマホを構えていると「今撮ってます!」と
周りに言っているようなもので、人によっては威圧的を与えてしまう。
GoProは小さいので比較的周りの視線を気にせず撮影できる。
アタッチメントが豊富

ネックマウントやヘルメット、バイク、自転車など
アタッチメント次第でどこでも使える。
特にネックマウントが汎用性高くて良い。
防水性がある
今のスマホも防水性はあるが、
壊れたら困るのであえて水に晒す人はたぶんいないだろう。
という事は雨、水中、雪など水辺に近いシーンはGoPro一択になる。
ラフに扱える
耐久性、耐水性が高いので、取り出し撮影収納を
雑にしてもいいという安心感がある。
一眼レフ
とにかく画質が綺麗

シネマティックなボケ感のある美しい動画を
撮りたいなら、一眼レフ一択。
最近のスマホもだいぶ綺麗になったが、一眼には及ばない。
暗所に強い

真っ暗な所での動画はさすがに無理だが、
照明の弱い屋内程度なら普通に使える。
三脚を使えば星空の撮影も可。
レンズが豊富
レンズを交換することでキットレンズよりも深いボケ感を出したり
望遠撮影をすることが可能だ。
スマホ
荷物が増えない
スマホは常に身の回りにあるので撮影の為に追加で何かを
持っていくという必要が無い。
というか機材を買う必要すら無い。
手軽にVlog撮影を始めたい人はまず携帯で撮ってみよう。
強力な手ブレ補正

手持ち歩きで撮っても使える動画が撮れてしまう。
日常の移動シーンなど、ちょっとだけ挿入したい場面はスマホでいいだろう。
意外と画質が綺麗

センサーサイズの話になるが、カメラ専用機のGoProが1/2.3インチなのに対して
Pixel6は1/1.3インチと大きいのでGoPro9よりもキレイな動画が撮れる。
また一眼カメラには及ばないものの、ボケ感も出せる。
撮影から編集までスマホで完結
やろうと思えばスマホでも動画編集はできてしまう。
ある程度のスペックが求められるが、PCが不要なので
初期投資が少なくて済む。
特にTickTockやYouTube Shortsなど、最近は
スマホで編集している人が多い印象だ。
デメリット
ゴープロ
暗所に弱い

照明の弱い屋内だと露骨にノイズが入ってくる。
明るい部屋か外で使うものだと思った方がいい。
ZV-E10やPIXEL6と比べると画質が劣る
センサーサイズが一番小さいので、
必然的に画質は悪くなってしまう。
が、YOUTUBEでHERO9で撮った映像を調べてもらえば分かるが
明るい場所なら充分綺麗に撮れる。
熱に弱い
気密性の高い構造をしているので、熱が逃げない。
GoProは熱暴走しやすい。
とはいえ、俺は1シーンの撮影を短くしているので特に問題は無い。
長いカットは編集時の確認が面倒だからだ。
ボケ感は出ない
GoProは全体を映すカメラなので、
被写体を決めてそこにピントを合わせて
周りはボケるような撮影は出来ない。
被写体が近いとピントが外れる

近くに被写体を運んでもピントは合わない。
一眼レフ
手ブレ補正が弱い

手持ち歩きで撮影すると、かなりブレる。
アクティブ手ブレ補正という機能もあるが、
これを使うとけっこう画角が狭くなる(クロップされる)。
大きい

一眼カメラの中では小さい部類にはなるけれど、
それでも外で使うつもりならバッグで持ち運ぶ必要がある。
設定項目が多く使うのに慣れが必要

絞り?F値?ISO感度?シャッタースピード?なにそれ美味しいの?
使っていくうちに理解できるが、カメラ初心者には情報量が少し多い。
オートーモードしか使わない人なら関係ない。
レンズが高い
モノによっては本体以上の値段になる。
レンズって高いんよね・・・
ちなみに俺が使っているのは SIGMA 16mm F1.4。
比較的安くてキレイなボケ感が出るのでオススメ



スマホ
画角が狭い
GoProと比較すると画角が狭く、
ちょっと後ろに下がりたい、、といった場面が多くなる印象。
スマホ用のネックマウントを付けて手元を撮影、なんて思っているなら
画角に悩まされる事があるかもしれない。GoProはその心配は無い。
動き回る撮影ならハンドルが欲しい

スマホはグリップが無いので構えるとどうしても不安定になるし、
落とすリスクが頭をチラついて撮影に集中できない。
歩き撮りするならハンドルが欲しい。
壊れたら困る
強力な手ブレ補正を備えたPIXEL6だが、
じゃあアクティブなシーンでガンガン使いましょうか、とはならない。
スマホの弱点は便利になりすぎたことで、
撮影以外にやるべき大事な機能が多すぎるのだ。
自撮りはインカメになる

昨今のスマホはカメラ性能が素晴らしいが、それはアウトカメラの話。
インカメで自撮りとなると、アウトカメラより画質は落ちる。
GoProHERO9はフロント液晶が付いているし、ZV-E10もバリアングルなので
どちらもメインカメラでの自撮りが可能。
結論
撮影シーンで使い分けろ
結論としてはどれも一長一短あり、
それぞれ適したシーンがあるという事。
という事で以下は各撮影機器にオススメの撮影場面を紹介。
GoProのおすすめシーン
- 遊園地
- 動物園
- バイク
- 公園遊び
- アクティビティ全般
一眼レフのおすすめシーン
- 家の中での撮影
- キャンプ
- デート、街歩き
- 水族館
- 運動会(要ズームレンズ)
スマホのおすすめシーン
- 公園遊び
- 一人旅
- 日常生活
- 移動のワンカット
- TickTock、YouTube Shortsなどスマホで編集して完結する場合
まとめ
撮影機材の使用割合は今のところ
GoProが6割、スマホ3割、一眼レフ1割といった感じ。
やはりラフに扱えてコンパクトなGoProが使いやすい。
また家族Vlogは子供を追いかけているのもあってGoProが多いが、
先日、嫁とデートした時は移動をスマホで撮って
水族館の中は一眼レフで撮影した。めっちゃ綺麗。
新しいiPhoneを持っているならとりあえずゴープロと一眼レフは
追加で買わなくてもいい感じのVlogは撮れると思う。
ちなみに編集ソフトはFILMORAを使っている。
有料だが買い切りだしアップデートもガンガン行っている。
趣味でやるならコレで充分。
これからVlog撮影を始めようとしている人は参考にしてみてほしい。
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